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(写真説明 レストランを下から見上げる。)
アンカラについて,晩ご飯の時間である。
ここはアンカラ城塞跡近く,眺めのいい場所にある。「Hatipoglu Konagi」という名のレストランである。アンカラ城塞跡のレンガ積みの城壁近くでバスを降りたあと,豆屋さんの脇を通り抜け,たどり着くと,少し小高いところにある。
(写真説明 上3枚&左:レストランの窓からの眺め。)
レストランに入り,窓際に座る。
自分は写真をあれこれ撮りながら,ゆっくり入るが,連れあいはとっとと入り,窓際の席を確保するのだった。つまりすばしっこいのである。
そこからの眺めは素晴らしい。アンカラの西側の市街が一望できる。
それもそのはずである。ここはアンカラ城のあったところにほど近い。つまりお城というのは上から下を見下ろし,町を一望できるところに造るのが当たり前だから,その脇にあるこの店は当然,同じように眺めのいい場所である。
アンカラではおすすめのレストランだ。(などと言ってもほかにはどこもいったことがないのだが)
(これらの写真の大きな画像は「
レストラン"Hatipoglu Konagi"の窓からのアンカラ市街の眺め
」のページをどうぞ。)
(写真説明 上左:スープ。上中:今日のビールはエフェス。上右:パンとエフェスのグラスの裏側。)
(写真説明 上左:日が暮れかかるアンカラの町。上中:パスタ。上右:壁に掛かっていたこの店の絵。)
料理も美味い。
時刻は7時過ぎ。いよいよ日が暮れかかる。格子の向こうに見える景色も,なんだか中世のお城から町を眺めているように見える。
(写真説明 上左:メインディッシュをよそっている。上中:肉と野菜の煮込み。上右:肉と野菜の煮込みにごはんがつく。)
今日の主菜は肉と野菜の煮込みである。大皿で持ってきたものを,それぞれに取り分けている。
(写真説明 上左:これにさらにポテトがつく。上中:日が暮れかかるアンカラの町。上右:デザート。)
日が沈みはじめ,太陽の光がちょうど背の高いビルの壁面のガラスに反射して,金色に光って見える。
(真ん中の写真の大きな画像は「
レストラン"Hatipoglu Konagi"の窓からのアンカラ市街の眺め
」のページをどうぞ。)
(写真説明 上左:禁煙のポスター。上中:空に舞うたこ。上右:レストランにも灯がともる。)
今日の晩ご飯に満足してこの店を出る。
壁面には禁煙を示すらしきポスターが貼ってある。違反のものは69リラの罰金ということだろうか。あちこちでこのマークを見かけたが,トルコでは,飲食店をはじめとして,公共の場所は禁煙のようである。日本も早くそうなってもらいたいものである。
店を出て,再び先ほどの道を戻るが,並んでいた豆屋さんの一つがまだ開いていたので,ピスタチオを買う人多数。1キロでいくらだっただろうか。
(写真説明 上左:街中の建物。上中:鹿の像。上右:アンカラヒルトンの玄関。)
あとはホテルへと戻る。今日の宿泊は「アンカラヒルトン」である。
いよいよ町もネオンサインがつき,夜の風情である。
途中で鹿の像らしきものを見かける。
(写真説明 上左&中:靴屋のショーウィンドウ。上右:本日のビールコレクション。)
今日は久しぶりに町中のホテルに泊まる。周りに店がたくさんある。
チェックインをすませたあと,ビールの調達を兼ねて,近くに出てみる。
靴屋のショーウィンドウの中に,目玉のついたサンダルを見つける。このようにどこにでもこのお守りの目玉があるのがトルコだった。
さて,さすがアンカラの町中である。酒屋もあり,そこで今夜のビールを調達する。ついでに,おみやげに持って帰るために,これまで飲んだことのないものをさがしてそれらを買うのだった。