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(写真説明 上左:トプカプ宮殿の入り口 総門(皇帝の門)。上中:聖エレーネ教会。上右:中門(儀礼の門)。)
歴史地区の最後の見学地はトプカプ宮殿である。
ここは15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住した宮殿である。
さて入り口から入ると広々とした敷地が見える。
入って左には聖エレーネ教会が見える。宮殿の中に教会がある。
まだ本丸へはたどり着かない。さらに中門(儀礼の門)をくぐるのだった。
(写真説明 上左:トプカプ宮殿の模型。上中:幸福の門。上右:厨房。)
中門をくぐるとそこにはトプカプ宮殿の模型がある。全体像がわかるが,しかし,ここでこれを見てもこの先いったいどこにいるのだかわからない。
そういえば今回のツアーで思ったのは,いろいろなところへ行ってもパンフレットをくれない。入場のチケットもほとんどもらえない。(これは団体客のためか)
日本のように簡単な解説と施設の案内図のあるようなものはもらえない。だから結局ガイドブックを持参することになるのだが,そして,それでもいいということになるのだが,トルコではこのようなことが当たり前なのだろう。
しかし,観光施設としてはあちこちに地図があるか,あるいは地図入りのパンフレットをくれるかしてほしいものである。今いる場所や方向や施設名を知りたがる人間もいるのだった。
それにしてもこの厨房の大きいこと。何人前を作ったのかと思うのだが,何人前も作ったということよりも,料理の種類ごとに厨房が異なっていたということを聞き,さすが王様と思ったのだった。ここで,トルコの宮廷料理が作られていたということか。
(写真説明 上左:宝物館。上中:入り口の天井。上右:室内の天井。)
右手に宝物殿がある。
3種類の展示がしてある。一つは宝石,刀剣類,一つは絨毯,一つは服飾関係である。
いずれも自由に見学できる。しかし,宝石刀剣類のところでは写真等の撮影が禁止されており,記録は残っていない。
(写真説明 上左:展示室の中。上中:幸福の門。上右:トプカプ宮殿から見る金角湾。)
このトプカプ宮殿の中には,眺めのいいところがあり,遠く金角湾が見える。またこのあと食事に行くのだが,そこも眺めがいい。