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(写真説明 ゼルヴェへの分岐点。50−08号線から50−14号線へと分岐する。)
ゼルヴェへの分岐点から東の方へと進む。ゼルヴェの谷までは行かないが,その途中にパシャバーウというところがあり,ここでバスを降りて見学する。
(写真説明 上:丘の上からの眺め。左:360°パノラマ写真撮影中。)
ここもまた,キノコ型の奇岩が乱立している。そして,きれいに地層のあとがわかる。
ここでは丘の上まで上がる。35分間くらいの見学時間があったので,その丘のちょっと盛り上がったところに立ち,360°のパノラマ撮影をする。
左の写真中央の黒い服の人物が撮影中の私である。そして,撮影したのが次の7枚である。
これらの写真の大きな画像は「
カッパドキア・パシャバーウの風景
」のページをどうぞ。
パノラマ撮影をしたあとは下に下りて,散策する。
あちらこちらに岩がくり抜かれた住居跡がある。
その中でも面白いのが軍警察の詰め所である。これがこの場所の岩をくり抜いてつくってある。いや,元々道路沿いにあったものを流用したのかもしれない。銃を持った兵士らしき2人がこの岩の詰め所から出てくる。さすがカッパドキアという風景だった。
(写真説明 上左:岩窟の家。上中:ペリパジャ(妖精の煙突)。上右:軍警察の詰め所。)
(写真説明 左:道路南側から東方向のゼルヴェの谷方向を見る。右:「この先ゼルヴェ野外博物館」の案内がある。)
(写真説明 上左:ラクを買う。上中:並んでいるラク。上右:パシュミナの看板。)
ここの駐車場脇のおみやげ屋軒軽食の店でトルコの酒「ラク」(raki)を買う。これはトルコの蒸留酒の一つで,かなりアルコール度数が高い。ブドウから作られるらしい。無色透明だが水を加えると白く濁るのが特徴とのことで,やはりおみやげに一つは買ってみなければなるまいということで買ったのだった。ちなみに,1本18リラ。
それと,パシュミナという素材で作られたショールを売っていた。これはカシミアと同等で,高級品らしい。写真は出発の直前にバスから撮影したお店の看板である。
さらにこの道を少しゼルヴェの谷方向へと進み,もう一か所見学する。
ここは観光客らしき人々は誰もいない。我々だけである。そんなに広いわけではないが,それでもいくつか岩窟がある。
せっかく来たので,その中の一つの岩窟へと向かってみる。
ちょっと上り坂があったが,ダッシュで駆け上る。
これはその内部である。
何もなく,殺風景なのかと思ったら,意外や意外,天井や壁などにいろいろな装飾が施されている。
反対側の窓からは下に道路が見える。結構高いのだった。
最後にここで,向かい側の岩山を背景に写真を撮る。これにてカッパドキアでの見学は終了である。
あとはお昼ごはんを食べ,トルコ絨毯のお店に寄って,またもやひたすらバスに乗りアンカラへと向かうのだった。