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さて,トロイのあとはひたすら今日の宿泊地であるアイワルク(Ayvalik)まで走る。約150kmである。最初は山の中を走るのだが,しばらくするとエーゲ海が見えてくる。
(写真説明 上左:休憩所。上中:休憩所からこれから向かう方向を見る。上右:休憩所に止まるバス。)
午後6時過ぎに一度休憩する。今度のホテルは周りには何も店がないとのことで,ここでビールを買い込む。(ここでは1本3リラ)ビールの値段もまちまちである。ちなみに,以後イスタンブールで宿泊するまではすべて,どこかで休憩したついでに,事前にビールを買い込んだ。何しろ,ホテルの周りにはほとんど店がない。というよりも,日本のように,どこにでもコンビニというやつがある方が異常なのかもしれない。ついでに,ホテルのビールは高い。世界中どこへ行ってもそうだが,ホテルの冷蔵庫の中身の値段はまあ通常価格の2倍から3倍以上。それにしても,日本から持ってきた簡易のクーラーボックスと保冷剤が役に立っている。毎晩保冷剤を凍らせて,翌日1日使うのだった。
(写真説明 上左:道ばたの果物売り。上中:どこかのダム。上右:エーゲ海が見えてくる。)
道行く途中のあちこちでこのようにしてスイカを山積みにして売っている。いったい1個いくらくらいで売っているのかはこの時点ではよくわからなかったが,このようなスイカを見かけた人の話によると,1個2リラ(約140円)だったそうである。何という値段であろう。140円で,10人は満足しそうである。
しかし,道々ではいろいろなものが売られていて,その地方その地方だなあと思うのである。いや,国それぞれにいろいろあって面白いというべきだろう。トルコでは,このあとスイカにウリはよく見かけたが,絨毯なんかもあった。日本でも季節ごとに桃やらスイカ,松茸に梨など地方地方で,そして季節季節でいろいろ道ばたで売っているが,どこの国も同じなんだなあと感じる次第。
(写真説明 左:海岸線を走る。右:陽気な女の子たち。)
途中で海水浴場らしきところも通る。浜辺ではみんな水着で楽しんでいる。
ある町の信号で止まったところの道ばたの店では女の子たちが6人ほど楽しげに食事をしている。見ていると陽気に手を振る。楽しげに過ごす女の子たちだった。
(写真説明 グランド・ホテル・テミゼルの窓からの眺め。この写真の大きな画像は「
グランド・ホテル・テミゼルの窓から眺め
」のページをどうぞ。)
午後7時ちょっと前にホテルに到着する。今夜のお泊まりはグランド・ホテル・テミゼル(Grand Hotel Temizel)である。エーゲ海の海岸沿いに建つホテルだが,周りには本当に何もない。海辺のリゾートホテルという感じである。
晩ご飯はバイキング(カフェテリア)形式。このあと4回バイキング形式が続くのだが,どうも,このバイキング形式の晩ご飯にも飽きが来るのであった。
ちなみに,今夜のビールはツボルグだった。このツボルグもトルコで製造されているらしい。
小魚の唐揚げがおいしそうだったのでとってくる。
しかし,この生野菜にオリーブオイルとバルサミコ酢,そしてレモン果汁をかけるという食べ方が実に美味い。この日はトルコ旅行2日目の晩ご飯だったのだが,この3つの取り合わせがとても美味しくて,このあと,ほぼ毎回この3つをたっぷりかけて生野菜を食べたのだった。ちなみに,生野菜には気をつけて,と言われていたが,毎回たっぷり食べても,今回の旅行ではちっともお腹の具合は悪くならなかった。
(写真説明 上左:エーゲ海にさわってみる。上中:エーゲ海の夕暮れ。上右:ホテル側を見てみる。)
さて,晩ご飯が終わったら,夕方の散歩である。エーゲ海へと出てみる。時刻は8時半を回っているのだが,まだまだ明るい。写真も,オートで撮影すると,右のホテルの写真のように,とても明るく写る。それくらい空は明るいのだった。それで,マニュアル撮影をして,実際に見ているような雰囲気の写真を撮ってみた。
真ん中の写真の大きな画像は「
エーゲ海の夕暮れ
」のページをどうぞ。
(写真説明 左:夕焼けを背景にシルエット撮影。右:夕焼けを背景に万歳!。)
午後8時半を回っているのだが,まだまだライトなども必要ないくらい明るいが,さすがに泳いでいる人はいない。ホテルのお兄さんたちがボートの片付けをしている。これがエーゲ海だなどといいつつエーゲ海の海水にさわってみる。それから夕暮れの写真をいろいろと撮る。
(写真説明 ホテルのテラスからの夜景。)
夜10時近くになってようやく暗くなる。テラスから夜景を撮影してみた。大きな画像のページもあるので,どうぞご覧ください。 (上2枚の写真の大きな画像は「
トルコ・アイワルク・グランドホテルテミゼルのテラスからの夜景
」のページをどうぞ。)