「金沢桜百景」はそもそも単に金沢のことを紹介しても面白くない,どうせなら桜を入れた写真を撮って,そのついでにあれこれ紹介しようと思いついたネタだった。
そして思ったのは
「なんと,どこにでも桜の木があるもんだ。」
ということであった。公園はもちろんのこと,学校,お寺,神社,公共施設,そして民家まで。
そして,桜の咲く頃はそれが目立つのである。
これまで何気なく通り過ぎていた所も,なんだこんな所にも桜が植えられているのか,と桜の花のおかげで足を止めるのだった。
そして日本人は桜が好きということもつくづく実感した。
この「金沢桜百景」が「石川県インターネット作品募集」で最優秀をとったせいか,インターネットも普及してきたせいか,まずは当時のインターネット検索の大手だった「ヤフー」からカテゴリー検索に「金沢桜百景」を載せていいかというメールが来た。
ウェブサイトもどんどん増えてきている中「ヤフー」のカテゴリー検索には申請しても審査が厳しく,なかなか取り上げてもらえないような時代となってきていたので,喜んで承諾する。
そして,以後いくつかの雑誌から掲載の依頼が来たのだった(以下のリンク参照)。
さてそのほかにも地元のテレビ局から「金沢桜百景」に関しての出演依頼がある。
確か3局ほどあっただろうか。
「NHK金沢放送局」と「テレビ金沢」「石川テレビ」には出演した。
「NHK」ではスタジオでのトークだった。そのときには教え子が美術関係の仕事をしていて,そこで再会するという,面白い経験もした。
そのあと再び「NHK」に呼ばれ,今度は当時やっていた「ろくまる文庫」という番組でおすすめの本を紹介した。それが塾講師の吉野 敬介が書いた「やっぱりおまえはバカじゃない」。
この本を紹介したいと告げたら,さすがNHK,「バカ」がつくので確認するから待ってくれと言われた。だが,内容が悪くないのですぐに承諾された。
あのベストセラーになった養老孟司先生の「バカの壁」が出るまだまだ前だったが,養老先生の本のあとはまさしくバカみたいに「バカ」のつく本が出てきたのだった。
「テレビ金沢」では伏見川沿いでのロケだった。
桜の写真を撮り歩いているところをキャスターの横田幸子さんに声をかけられて,話をするという出だしだった。
その県立金沢錦丘高校あたりの桜は撮ったことがあったが,そのときにこの伏見川のずっと下流までも桜並木が続くことを知った。なので,翌年以降伏見川沿いに撮影に歩いた。
これもテレビ局に声をかけられたおかげである。
「石川テレビ」では四坊高坂町にロケに出かけた。
昔メールでここらあたりに桜のある素敵な景色があると教えられて撮影に行った場所だ。
しかしそのときにはあまり絵になるような風景じゃなく,カメラマンも「いまいちだねえ。」と言う始末。一体どこへロケに行ったのやら。
結局この番組は桜中心ではなく,このあたりに多くのきれいな樹木があったので,それらを育てるこの町の人々の話へと企画が変更になったのだった。
で,自分はちょい出演で出た。
いやはや,「金沢桜百景」のおかげでいろいろな経験をさせてもらえた。
以下は当ウェブサイトが紹介された雑誌あれこれ。
『HOME PC』1998年12月号
『CLUB』(クラブ)1999年4月号
『ACTUS』(アクタス)2001年4月号
『Sakura』(さくら)2002年4月号
むかしがたり 1 ウェブサイト開設の頃
むかしがたり 2 eAT KANAZAWA(イート金沢)
むかしがたり 3 石川県インターネット作品募集と「金沢桜百景」
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