若栗温泉乗鞍荘で温泉に浸かったあとは,大宮隊長の紹介でここ姫川右岸の山間の台地にある青鬼(あおに)集落へとやって来る。北アルプスがきれいに望めるとあってやって来たのだった。
少し山の中へと上がってきたのだが,いきなり集落があり,そこが「青鬼」と書いて「あおに」と読む集落であった。
車を降りて歩くと,畑でおばちゃんが仕事をしている。この村が重要伝統的建造物群保存地区ということであり,いくつか大きな建物がある。江戸時代後期から明治後期にかけて建築されたらしい。今は鉄板で覆われた屋根だが,昔はこれが茅葺きだったらしい。茅葺きであれば,まさしく世界遺産にもなりそうな,集落である。
また,集落の東側の水田は石垣によってつくられている棚田である。棚田の方へ上がっていくと,絵を描く人多数である。何を描いているのかというと,南西方向に見える北アルプスの山々である。
この日はこの南西側は雲に覆われ,五竜岳,鹿島槍ヶ岳などはきれいには見られなかったが,まさしく絵になる風景である。
このようにあちこちに石仏が立っている。これの脇に刻まれた年号は明治27年であった。
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