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まずはパースに向けての長い空の旅の始まりです。
2月23日夕方に,関西国際空港から飛行機に乗って香港に飛び立ちました。
大阪からの直行便はないので,利用する航空会社によって異なるのですが,どこかを経由していくことになるのです。
私は香港経由だったので,まずは香港に向かったのでした。
香港からの便は,2年前留学するときに乗ったものと同じ便で,なんだかその時の気持ちを思いだして,ちょっとしんみりしつつも,香港で無事に乗り継ぎパースに向けて飛び立ちました。
(←サウス・パースのフェリー乗り場から見たパース市内)
パースには2月24日午前7時半頃の到着だったのですが,飛行機の中で現地の気温は23度と言っていました。
私が以前にいたのは5月から10月という,南半球の季節で言えば冬だったので,パースの夏を全く知らなかったのですが,朝から23度もあるというなら,昼は何度くらいになるんだろう,とちょっと思いましたが,まあ普通の暑さだろうとその時は思っていました。
しかし,しかし!!そんなことはないのです。
もう暦の上では夏は終わりの頃でしたが,連日35度を超え,なんと40度を超える日すらもあったのでした。
しかし,その時はそんなに暑くなるとは思いもよらず,まずは入国審査と税関を通りました。
相変わらず厳しい(当たり前ですけど)税関で,荷物の中の食べ物を一つ残らずチェックされました。
一つ一つ何なのかを説明してようやく通り抜け,いよいよ市内に向けて出発です。
あ,そうそうその前に,留学中にステイしていたホストファミリーに電話をかけました。
会いに行くと手紙を出しておいたのですが,いつがいいかは分からなかったので,着いたら電話をすると書いておいたのです。
そして,まさに着いてすぐに電話をしたのでした。
すると,金曜日に会いに来てほしいけど,何時がいいかはっきりしてないから,もう一度金曜日に電話してほしいという話だったので,それならそうするよ,ということで話はまとまり,今度こそ市内に向けて出発です。
(モンガー湖の最寄り駅リーダービルを出て,フリーウェイを渡る橋から見たパース市内→)
空港のドアを出ると,すぐに市内と空港を結んでいるシャトルバスが止まっていたので,それに乗って市内に向かうことにしました。
市内まで行きたいと言うと,市内のどこで降ろしてほしいかと聞かれ,パース駅前と言うと,13ドルと言われました。
それでお金を払って交渉成立です。
スーツケースを後ろに積んで,他にも10人くらいを乗せて出発しました。
確か,市内はどこでも13ドルだったような気がします。
市内から乗るときは予約が必要なのですが,空港からは,ちょうど出たときにそこにいたら乗ることができます。
さて,市内に着いたらまずは宿探しです。
以前に留学中に家族が遊びに来たときに泊まっていた,パース・シティ・ホテルに部屋があったら泊まろうかなあと元々思っていたので,まずはそこに向かうことにしました。
朧気な記憶を頼りに,まずは市内を循環している無料のバスの一つ,レッド・キャットに乗りました。
(レッドキャットのバス停→)
どこで降りるかはさっぱり思い出せなかったので,通り過ぎたら降りることにして,バスが動き出し,バス停5つか6つでホテルが見えたのでバスを降りました。
(←パース・シティホテル)
ホテルのフロントは,わりと混み合っていましたが,部屋があるか聞くと,「絶対あるからちょっと待ってて」という返事。
そしてちょっとではなくだいぶ待って,チェックインの時間にもう一度戻ってきてくれる?と聞かれました。
それまでに部屋に入れるようにしておいてくれるということでした。
そこで,スーツケースと着ていた長袖(なんせ日本がまだ寒かったので,Tシャツの上から2枚も上着を着ていたので)を脱いで預けて,久々のパース市内に出かけることにしました。
そして早速気が付いたのですが,なにやらパース,暑いぞ…と。
予想していたよりもだいぶん暑く感じました。
11時頃だったのですが,日が当たっている肌がなんだかヒリヒリ痛みました。
その日はまた昼過ぎにホテルに戻らなくてはいけないし,移動の疲れもあったので,市内をぶらぶらして過ごすことにしました。
とても暑いのですが,そんなことには構ってられません。
なんせとっても空腹だったのです。
まずは腹ごしらえです。
日本にいた時から食べたいと思っていた,パース市内で有名なホットドッグを食べることにしました。
そのお店はいつも歩行者天国になっている路上でお店を出しているのです。
今も出してるのかな,とどきどきしつつ見に行くと,同じ場所で出していました。
そこで早速ホットドッグを買って,その辺にあるベンチに座って食べました。
しっかりお腹もいっぱいになり,ようやくちょっと元気も出てきたので,そのままぶらぶらと市内をうろつき,駅を挟んで北側にあるノース・ブリッジを呼ばれているところにまで足を伸ばしました。
(←スワンリバー沿いの道。右側がパースの市街地で,ビルが見える。)
懐かしい街並みを見て,独り言をつぶやいたりしていたら(笑),時間がどんどん過ぎていき,チェックインをするために一旦ホテルに戻りました。
オーストラリアが全国そうなのかは知りませんが,日本に比べるとシングルの部屋はほとんどなく,一人でもツインやダブルの部屋になるのですが,私もツインの部屋でした。
十分な広さの部屋で,まずはスーツケースを運び,手荷物に入っていた重い物を出して身軽になると,晩ご飯を調達しに出かけることにしました。
その日はとても疲れていたので,早めに寝ようと思い,ご飯を買って戻ってくることにしたのです。
住んでいた時に通っていた学校の側のお店に行ってくることにしました。
そこでチャーハンもどき(?)とおかずを買って,遊びに来るとずいぶん気分が違うなあと思いながらホテルまで戻りました。
そしてご飯を食べて,テレビを見ながら荷物を整理しているうちに,どんどんどんどん眠くなり,まだ夕方と言ってもいい時間帯に,ちょっとだけ…と思ってベッドに入って,そのまま次の日の朝まで寝てしまい,パース一日目は終わったのでした。
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