欧州教育事情視察旅行記 10ページ

欧州教育事情視察旅行記  フリータイムホーム(学童保育施設)訪問  コペンハーゲンにて

10月16日(月)
宿泊地:コペンハーゲン
 この日10月16日月曜日から21日土曜日まではデンマークはじゃがいも休暇といって学校がお休みである。
 この時期じゃがいもの収穫期で,親は猫の手も借りたいくらい忙しい。そこで,子どもの学校を休ませて仕事をさせるので授業にならない。そんなことなら初めから学校を全部お休みにしようということで,このじゃがいも休暇がある。
 そんなわけで,デンマークでは学校訪問をすることができなかった。
 まずはフリータイムホームを訪ねた。日本でいえば学童保育のようなものである。小学生以上の子どもが,学校が終わってからいる場所である。
 午前6時15分からここが開いている。朝早い親は,まずここへ子どもを預けに来るわけだ。ここで,朝ご飯を食べて,ここの所員の人が学校へ送ってくれる。そしてまた11時30分からここが開き,学校が終わった子どもが親が迎えに来るまでここで過ごすというわけだ。
 コペンハーゲン市立で,月額535クローネ(約8000円くらい)である。コペンハーゲン市は今完全学童保育を取り入れようとしている。
フリータイムホームの入り口
 フリータイムホームの入り口
フリータイムホームの玄関
 玄関にはここに通う子どもたちの顔写真がはってある。
 スウェーデンの小学校でもこのように写真がはってあったことを思い出す。
しっかり鍵のかかるロッカー
 しっかり鍵のかかるロッカー。
勉強をしている子どもたち
 勉強をしている子どもたち。
子どもたちがいろいろと作業をする部屋 部屋を見学する石原教育長 作業のためのいろいろな材料
 子どもたちがいろいろな作業をする部屋。
 デンマークでは手に技術を持っているということが重視されている。
 そのために,ここフリータイムホームでもさまざまなものを作れるように,設備が整っている。
屋内運動場
 屋内運動場。
スケートボード場
 スケートボード場。
 施設の中にこのようなところが作ってあるところがすごい。
 ビリヤード場もあった。
フリータイムホームの壁
 施設の壁。
 なかなかカラフル。
天井から下げてある作品 壁には子どもたちの作品
 子どもたちの作品も多く飾ってある。
台所もある
 キッチンのコーナー。
庭に置いてあるバイク
 バイクも置いてある。
 バイクのレースにも参加するそうだ。
 もちろん免許は持ってないので,公道は走れない。
道路の反対側から見たフリータイムホーム
 道路の反対側からフリータイムホームを見る。

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