韓国ソウル旅行記 −裕美と父の旅日記−

ソウル2日目,地下鉄でホテルに帰る

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 夕食のあとは,地下鉄で帰る。
 しかし,地下鉄は大部分の区間が900ウォンと約100円という安い代金だったのだが,券売機はほとんどがコインのみが使える機械だった。自分の乗った区間では紙幣が使える券売機が見あたらない。ここまでの代金はほとんどみんな紙幣で支払い,細かいおつりもなく,コインがたまっていなかったので,地下鉄の切符はすべて,窓口で紙幣を出して買わなければならない。しかし,目的地の駅の名が漢字で書いてあるのだが,発音できない。そのため,毎回地図を用意し,その地図の駅を窓口で指さしては切符を買っていた。でもそれでもうまくいくものである。
地下鉄の駅にて (左は地下鉄の「ソウル駅」駅番号は「133」)

 ちなみに,地下鉄の地名は漢字表記,ハングル表記,ローマ字表記と3つが並記されているので,わかりやすい。
 地下鉄を使っていたので,駅でいくつかのハングル表記の読み方を覚えた。
 「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」といくつかの子音を覚えるだけでも,結構読めるものである。
 しかし,日本に帰ってきたら,あっという間に忘れたが……
 それと駅にはすべて番号がついているのでわかりやすい。地下鉄何号線の何番目の駅かがすぐわかり,向かう方向の駅の番号を確認すると,間違わない。それにしても,地下鉄の中では物売りに2組出会う。商魂たくましいと言うべきか,環状線なので,ずっと乗って商売してるんだろうか?
 一つはハンディミシンを宣伝していた。もう一つは化粧品だった。化粧品の方は女性が実際にキュウリのパックをして宣伝していて,こちらの方は自分の乗った車両では数人が買い求めていた。うーむ,こんなので売れるものであると感心する。
 
 さて,初めて往十里(ワンシムニ)駅で降りて,歩いたら,通りを1つまちがえて,1つ前の地下鉄駅,上往十里のところまで歩いて行ってしまった。朝,明るいときに一度歩いていれば建物などを覚えていただろうが,朝はガイドさんの車でホテルを出てしまったので,目印などを確認していなかったのが失敗だった。なにしろすでに暗いので,きっとこっちのはずだと歩いたのが,間違いだった。
 でも行く途中に,多くの飲食店があり,あしたはここもいいかもなどと話しながら,町を見て歩けたので,よしとしよう。
 上往十里から引き返し,ホテルのある通りへ戻る。
 この晩は裏通りのミニストップではなく,途中にあったファミリーマートに立ち寄って,おみやげ用の韓国ビールを買う。ついでに今晩飲む分も買う。
 これにてソウル観光1日目が終わる。

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