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(写真説明 上左:道路標識。上中&右:どこかの湖のほとり。)
トルコの旅で初めて列車に出会う。というよりも,こうやって線路の見えるところで列車を見たのはこれが最初で最後。貨物列車がやってくる。鉄道好きの自分は,しっかりとこの列車を撮影する。
(写真説明 左:機関車。右:道ばたの絨毯売り。)
左はその列車の機関車。
右は道ばたの絨毯売り。これまた所変われば品変わるの絨毯売り。道路脇に絨毯が並べてある。トルコ絨毯を売っているらしい。食べ物を売っているのはよく見かけるが,やはりトルコならではのトルコ絨毯売りなのか。
(写真説明 上左:ドライブインの入り口にて。上中:蜂蜜かけたヨーグルト。上右:休憩したドライブイン。)
11時半近くにいったんドライブインに入って休憩する。
ここでは,これまたこのあたりの名物らしい蜂蜜をかけたヨーグルトがあるということで,それを買ってみる。なにしろガイドのエラさんがこのあたりにしかないですよ,しかも美味しいですよと言うので,甘いものを食べない自分も試してみたのだった。もちろん1つを連れあいと2人で分けてであるが。
お皿の上のヨーグルトに蜂蜜がかかり,その上にケシの実が振りかけてある。淡白なヨーグルトに甘みがぐっと増し,確かにちょっと疲れたときに美味い味だ。
ヨーグルト売りのお兄さんの隣ではオレンジを山積みにして売っているのだが,このツアーの日本人は誰一人としてそれは買わない。まあそうだろう。
(写真説明 上左&中:ドライブインからの風景。上右:踏切を渡る。)
休憩して,毎度おなじみ道路沿いに出てみる。
これから向かう方向にはショッキングピンクの車が1台止まっている。止まっていると言うべきか,ドライブインを目立たせるために置いてあると言うべきか,まず見かけない色の車だ。
しばらくして踏切を渡る。
(写真説明 上左:コンヤまで185キロの案内。上中:道ばたを走る馬車。上右:お昼ごはんを食べるレストラン。)
まもなく午後1時。コンヤまではあと185キロ。まだまだ先は長いなあ。
道ばたを馬車が走る。時々馬車を見かけるのだった。馬なのかロバなのか,いろいろあるようだが。
さて,1時20分過ぎ,レストランに着く。これから入ろうとするレストランである。
(写真説明 上左:豆。上中:パン。上右:お昼のビールはエフェス。)
(写真説明 上左:トルコ風ピザ。上中:トルコ風ピザ拡大の図。上右:ごはん。)
(写真説明 左:デザート。)
さて,本日のお昼ごはんの目玉はトルコ風ピザである。かなり薄めの生地に挽肉などが載る。何がトルコ風なのかはよくわからないのだが,通常のいわゆるイタリアのピザに比べると,生地が薄い,トマトソースじゃない,チーズやサラミが載っていない,挽肉たっぷり,という感じなのか。ほかの種類のピザもトルコにはあるのかもしれないが,今回ここで初めてこのようなピザを食べた。
しかし,これが実にうまいのだった。拡大写真があるが,1人2切れである。これだけを10切れほど食べたいという感じであった。
(写真説明 上左:ホジャおじさんの後ろ姿。上中:少し離れてレストランを見る。上右:道路を渡ってレストランを見る。)
(写真説明 上左:ホジャおじさんのアップ。上中:レストラン。上右:公衆電話。)
さて,このレストランの通り沿いにはホジャおじさんの像がある。ホジャさんとはガイドのエラさんの説明によると「日本の一休さんみたいな人」らしい。様々なとんちで人々を楽しませ,人々をうならせた人らしい。
このレストランの像も,ロバに逆さにまたがっている像である。この姿を見て,人はホジャさんに聞いたらしい。「なぜあなたはロバに後ろ向きに乗っているのですか?」と。するとホジャさんは平然と答えた。「私は別に後ろ向きに乗っているわけではありませんよ。ロバが逆さを向いているだけです。」と。
このホジャさんのお話の本をこのあとあちこちで見かけた。また,あちこちで大きなホジャさんの像を見かけた。それほどトルコではよく知られた人物らしい。
ついでながらこのレストラン前にあった公衆電話を撮影しておいた。トルコでもみんな携帯電話を使っているが,こんなきれいな公衆電話もあるのだと思って,撮影したのだった。
ということで,このあとはまたひたすらコンヤに向かって走るのだった。