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休憩時間に,ダルバードというネパールでは一般的な,ご飯とカレー,豆のスープの食事をいただきました。このサプターハー(法事)の間は,酒も駄目,肉も駄目(もちろんシャルマさんはヒンズー教なので,ふだんから牛肉は食べません)。私もそれにならって一週間,その様に過ごしました。食事も取らず,飲み物だけや果物だけで過ごす人たちも何人かいるということです。
夜の部が始まりました。また,先生のお話から始まり,皆で一緒にお経を唱えたりしている間中,村の人たちがお供え物や野菜や花などを手に手に持ってやって来ます。約二時間,式の最後に先祖代々の名前と,今現在いる人たちの名前を呼び上げ,一応その日が終わります。
それからは,シャルマ家の人たちと村の人たちとで楽しく歌い踊ります。皆に促されて,私もついつい踊ってしまいました。このことが,これから一週間いるこの村で,貴重な体験をする最大のポイントになるのです。