分類:和食
所在地:金沢市昭和町(金沢駅近く,六枚交差点そば)
探検時期:2014年3月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:会席料理,きっと飲み放題
今回の所要経費:ここまで積み立ててきた会費でまかなうが,はていくらくらいの宴会だったのやら
探検隊の報告:
送別会である。そして,自分は主役の一人である。つまり,自分もこの職場を去るのであった。
宴会の会場は金沢駅にほど近い六枚交差点そばのここ「よし久」である。初めてやって来た。この職場の幹事があちこち店を知っているらしく,この店を選んだのだった。
しかし,金曜日の夕暮れ,宴会の時間を30分間違えてしまう。6時半開宴だと思い込んでいたのだが,なんと6時からだった。送ってもらう連れ合いの車に乗って,家を出発してから宴会のチラシを見て気がつく。大きな誤算である。しかし,花金とあって,金沢の繁華街を通り抜けなければならない行き方しかない自分にとっては,街中の渋滞をくぐり抜けなければならない。送られる主役でありながら,遅れるとは!と思いつつも,自分の失敗である。途中幹事に電話をかけ,遅れる旨を伝える。ほんの5分ほど遅れたが,まだ着かない本日の送られる側の主役もいて,結局宴会はすぐには始まらなかったのだった。
さて,ここの料理もなかなか美味しかった。簡単に内容を紹介しよう。
最初の写真は始まりの写真。
「本日のお献立」として,お品書きがついていたので,そこから内容の紹介である。
「先附」として「赤ほや海茸のこのわたあえ」
「海茸」とは「うみたけ」と読み「別名ウミタケガイ(海茸貝)は,二枚貝の一種で浅い海の砂泥に棲む貝」とのこと。書いてなければ,何なのか,さっぱりわからない。
「食前酒」として「桜酒」とある。春だねえ。
「お造り」
「鰤・梶木・細魚・赤貝・甘海老」おいおい,全部漢字だよ。
「細魚」って「さより」かあ?!
でも,この手の「お品書き」っていいよなあ。いろいろと勉強になる。これまでたくさん和食いただいても,さっぱり何食べてるのだかわからないことが多い。
左「焼物」です。「金目鯛柚香焼き」
右「揚物」です。「河豚天婦羅盛合わせ」
てんぷらに「婦」の字を使う店もままあるのだが,なぜだろう。
「変わり鉢」と命名されている。「牛ローストビーフ」である。
やはり和食の店で「ローストビーフ」は「変わり種」ということなのだろうか。
それにしても,今夜の主役なので,お酌に来る人は後を絶たない。まあそうかもしれない。この職場に4年間いて去るのだから。いろいろと思い出の多い職場だった。
「凌ぎ」ということで「奉書パイ皿」
これもまた和食なのに「パイ皿」ということで,誰が工夫したのやら,時々和食の店でこのような「パイ皿」が出てくる。
途中で去る者としての挨拶をすることになるが,失礼だが,ちょっとだけ愚痴を語る。それとてもここで最初で最後の愚痴である。もちろん,個人的には今後ともあちこちで語るかもしれないけどね。だが,それがどれだけみんなに通じるのかはわからない。人生というのは時として運命に翻弄されるのだなあと,つくづく思うのであった。
「中皿」とある。
「筍舟木の芽味噌・鰻道明寺」と書いてある。左側が「筍舟木の芽味噌」右側が「鰻道明寺」ってことか。
「道明寺」って何なの?と思ったが「ネスレ」のページには「道明寺粉とは,もち米を水に浸してから蒸し上げ,乾燥させてから粗くひいたもので,大阪府藤井寺市にある道明寺で作られたことから道明寺粉の名があります。(中略)道明寺粉は,さくら餅などの和菓子に多く用いられ,道明寺粉を使った揚げ物や蒸し物のことを,道明寺揚げ,道明寺蒸し,などともいいます。」とある。つまりこれは「鰻の道明寺蒸し」ということである。
こちら「蒸し物」
「甘海老パプリカ饅頭桜葉蒸し」とある。これまた春だねえ。
開ける前,開けてみました,って感じで撮影。
「食事」ということで,「蟹山菜御飯・味噌汁・香の物」とある。
ここまでどれもこれも美味しかったね。何しろみんながお酌に来るので,なかなかしっかりと食べられなかったが,それでも,美味しい料理を残すものかとしっかりといただくのであった。
最後に「水物」として「はまさき・苺・抹茶プチケーキ」とある。
「はまさき」って何なの?このミカン?「浜崎あゆみ」とは無関係?などとくだらないことも思ったが,これは佐賀産の高級柑橘類らしい。この店,こんなものにもこだわるのかと感心した次第。このミカン1個が200円以上している。
ちなみに,果物はいただくが「抹茶プチケーキ」はさりげなくご遠慮させていただく。
いやしかし,美味しかったね。いい送別会でした。
探検時期:2015年1月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:和み宴会(料理7品+飲み放題)
今回の所要経費:5000円
探検隊の報告:
1月最終日,新年会である。総勢14人のこぢんまりとした宴会である。
本日のコースはきっと「和み宴会」。お品書きはないので,きっとこんなものかなってことで,出てきた料理を紹介しよう。
左,つき出し。何か魚のマリネって感じ。一度衣をつけて揚げてからの酢漬け。
右,お造り。
左,焼き魚。
右,天ぷら4種盛り。
5000円飲み放題であるが,料理は美味しい。ビールが進む。
左,ウェブサイトに載っていた「蟹焼売東寺蒸し掻き卵餡」というやつか。
右,同じく「ロースト・ポーク蕪サラダ風」であるはず。
途中から冷酒をいただく。この手の和食なので,日本酒が合う。
そして締めの「柴抹茶茶漬け」というやつか。おにぎりがお茶漬けになっている。
この値段のコースなのでデザートはないが,自分にとってはこれで十分である。
美味しくいただいた。
そして2次会をしようということになり,このビルの上にあるカラオケに行く。久しぶりのカラオケである。こんなところにカラオケの店があるとは知らなかった。そこでしばしの2次会を行い,楽しい夜を過ごしたのだった。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。
くわしくはウェブサイトへどうぞ:「よし久」のウェブサイト(外部リンク)