分類:和食
所在地:白山市白峰(白峰総湯近く)
探検時期:2009年10月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ざるそば+白峰そば
今回の所要経費:700円+700円
探検隊の報告:
白峰へとやって来た。というのも,金沢から来て,この白峰の集落をちょっと越えたところから山の中に入ったところにある「望岳苑」へ行く途中なのである。当ウェブサイトの「藤井肇仮想美術館」の藤井肇氏の作品展が行われており,それを見に行く途中で,腹ごしらえをするために,ここに立ち寄ったのだった。
初めには鳥越の「にわか茶屋」で蕎麦を食べようとしたが,順番待ち。続いて立ち寄った「道の駅瀬女」にあった蕎麦屋もまたもや順番待ち。それでいずれもやめにして,白峰の集落までやって来たのだった。
さて頼んだのはやはり蕎麦。「ざるそば」と「白峰そば」である。
「白峰そば」は温かい蕎麦である。中には白峰名物として四品「固豆腐・あぶらげ・なめこ・とちもち」が入っている。温かい蕎麦もそれなりに美味いのだが,やはり同じ蕎麦を使っていても,温かいとやはり伸びているような気がする。蕎麦はやっぱり冷たい方がうまいなあ。ざるそばはつゆは少々甘めなんだが,やはり美味い。
ちなみにこの店は旅館である「白山苑」に併設している。というか,「白山苑」の飲食部門という感じである。
また,この「てんぽうりん」という店の名だが,これを「転法輪」と書き,「仏の教法を説くこと。仏法が誤った考えや煩悩を破砕することを,転輪聖王(てんりんじようおう)が輪宝(りんぽう)という武器によって敵を降伏させたことにたとえていう。」(三省堂国語辞典)ということを初めて知る。
また,この白山市にある,石川県の最高峰白山の頂上のすぐ下に,転法輪(てんぽうりん)の窟というところがあり,この白山を開いた泰澄(たいちょう)大師がそこで修行をしたらしい。珍しい店の名だと思ったが,やはりそれにはそれなりの由来があるものだと感心したのだった。
ということで,2つの蕎麦屋をあきらめてここまでたどり着いたのだが,ここもよかった。
あとはいいお天気の中,望岳苑へと向かうのであった。この日は秋晴れで,望岳苑から白山がくっきりと見えたので,それを紹介しておこう。
白峰「望岳苑」から見る白山
探検隊おまけの報告:
このとき(2009年10月)のお品書きいろいろ:
白峰うどん・白峰そば→各700円,あぶらげ丼→700円,豆腐カツ丼→800円,
豆腐カツカレー→800円,あぶらげカレーうどん→700円,
ざるそば→700円,お子様セット→500円
てんぽうりん定食(岩魚刺身,岩魚骨から揚げ,付きだし,あぶらげ焼き,ごはん,味噌汁)→1300円,
豆腐カツ定食→700円,あぶらげ焼定食→600円,
お刺身定食→900円,岩魚塩焼き定食→800円 など