満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:大衆焼肉すずや

分類:焼肉 所在地:金沢市笠市町(別院通り・安江町北交差点近く)
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探検時期:2015年2月  今回の探検目的:宴会のあとの一人三次会
今回のお品書き:瓶ビールとシロ
今回の所要経費:1400円
探検隊の報告:
 宴会の三次会である。二次会までは全員参加でホテルの1階のダイニングバーといった趣の店で飲んでいた。とはいえおつまみはチョコレートとレーズンなどといった至って上品なものが少量。この会を終えて少々物足りない気分で金沢駅前から別院通りを歩く。1週間前にこの別院通りの「あかめ寿司」で宴会をして,そのときもこの別院通りを歩いた。1週間前は満腹だったので,一応偵察だけして帰ったが,今夜はどこかに立ち寄るかなと歩いていたのだった。しかし,賑やかな声の聞こえる店に入る気はしない。もう少し静かに飲みたいものだと歩いているうちにいよいよ別院通りも終わりに近づいたのだった。そこにあったのがこの「大衆焼肉」と頭についた「すずや」だった。ちょいとのぞいてみるとカウンター席でお客の姿も見えない。なので入ってみることにした。
 入ってみるとお客もいないんだが店主もいない。これはもう営業も終了かと思っていると,店主が現れた。時間ももう11時に近かったので,営業時間も終わっていたのだろうか。そんなこともお構いなしに店に入ってしまったのであるが,一応カウンター席に座ると対応してくれる。
 飲み物として瓶ビールを注文する。そしてお品書きを眺めながら,何を注文しようかと悩む。すると右のホワイトボードに「すじ煮」が見えたので,おお,好物だこれをまずは注文するかと思ったら,つき出しが「すじ煮」だった。
 ビールのグラスはえらく大きい。大衆酒場としては小降りのグラスを期待していたのだが,まあしかたない。大きなグラスだが,一人酌でビールを注ぐ。
 さて,せっかくなので焼き物を注文することにしたが,お品書きの中に「シロ」がある。なので好物の「シロ」を注文する。
 すると店主が「シロですか?」って感じで,ちょいとばかりそんなものを注文するのかという感じだった。「だって,お品書きにもちゃんとあるし,好きだから。」と答えたいところだが,何も言わずに「うん,シロ。」とだけ答える。で,なぜだか「金沢の方ですか?」と聞かれる。
「金沢の人って,上のようなものを注文しないんですよねえ。」と言われ見上げると牛肉のお品書き。「わらじ」などという大きな焼肉がある。そんなこと言われたって,宴会の三次会だし,ちょい飲みに立ち寄ったんだから,がっつりと食べる気はしないからなあと思いつつ,ちょっとばかりこだわりの強そうな店主と会話をする。
 きっと一次会にここに来ていたら,この美味しそうな牛の焼肉をいただいたと思うが,それはまた次の機会だろう。
 さて,目の前のガスコンロに火がつけられるのだが,それがまたカウンターに穴が開いており,そこからライターを差し込んで向こう側から火がつけられる。これには驚く。
 ということで,シロの量も300円という割には結構多い。それを3,4切れずつ焼きながらいただく。
「この店っていつからあるんですか?」と聞くと,「2年ぐらい前からかな。」とのこと。「でも,2年くらいの周期で移動しますし。」などと言う。なんともこだわりの強さが感じられる店主だ。
 こちらは店主一人,客一人で目の前で好きなシロを焼きながらビールをいただく。このシロも結構美味いのである。さらっと焼いて,たれにつけて食べるのだが,いい味である。
 最後は一人静かにビールを飲み干し,この店を出ることとする。ついでながら「上にある」というお品書きも撮影しておいた。きっと肉にこだわりのある店主なのだろう。お品書きにも肉の等級のシールやら,張り紙やらもしてある。やはり,一次会からしっかりとこの店の「名物」とやらをいただくのがよいのだろう。
 瓶ビールは1本700円で,大衆酒場料金としてはやや高めなのだが,シロがこの美味しさでかなり安い。やはりここには美味しい焼き肉を食べにくるべきなのだろう。今夜は三次会でふらりと立ち寄っただけだったので,機会があれば一次会で来てみたいものだ。
−−−海老フライの仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
 今回は特にありません。

−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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