分類:和食(蕎麦)
所在地:岐阜県飛騨市古川町数河1885?1(国道41号線沿い・数河高原)
探検時期:2019年11月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ざるそば(大盛り)
今回の所要経費:1200円
探検隊の報告:
さすが手打ちにこだわる蕎麦だったね。
久しぶりに国道41号線を走る。秋の天気のよいのに誘われて,久しぶりのドライブである。
五箇山から白川郷へと抜け,国道360号線で天生峠を越えようとしたが,11月には通行止め。まだまだ雪も降らず,いくらでも通り抜けられそうだが,夜には凍ったりしているのだろう。
そんなことで,白川郷からは山に向かい,そこから国道41号線を北上することにする。えらく遠回りである。
さて,白川郷ではお昼時間で,何か食べようとしたが,白川郷に向かう車で渋滞している。これではここは混んでいて食べられないだろうと,天守閣展望台に行ったついでに「てんぼうだいのカフェ」で軽く「わさび豚まん」と「飛騨牛肉まん」を食べた。しかし,これだけでは足りず,何か食べられそうなところを探す。
途中で入った「道の駅アルプ飛騨古川」も,手打ち蕎麦の店は閉店時間前だが,売り切れだった。
そうして,数河高原にさしかかり,道ばたに小さいが「手打ち蕎麦この先」といった看板がある。その先しばらく走ると,のぼり旗が立っており,ではとにかく見つけた店に入ろうと,ここ「そば処 すごう」に入ったのだった。
久しぶりに国道41号線を走ったが,数河辺りは通る車も少なく閑散としている。東海北陸自動車道ができてからというもの,富山方面から山,岐阜,名古屋へ,あるいはその逆は,みなあまり国道を使わないらしい。数河にある昔よく立ち寄った休憩施設は,日曜日というのに閉まっている。いや,閉店したのか。
さて,この店に入ると,4人連れが食事中である。時間はすでに2時なので,少々遅い時間ではある。
我々も空いている席に座り,注文はやはり冷たい蕎麦である。蕎麦屋では基本冷たい蕎麦をいただく。で,「豚まん」「肉まん」を食べているので,2人で「ざるそば大盛り」を分けることにする。ちなみに「並盛り」で900円だから,きっと「大盛り」1200円の方がお得感があるはずである。
ということで,待つことしばし,ご所望の「ざるそば 大盛り」がやって来る。
「2人で分ける」と言ったので,蕎麦つゆ用の器をくれる。これに蕎麦つゆを分け,薬味も分け,蕎麦をいただく。
手打ちらしく,長さの短いものも混じっていたりして,つるつるでのどごしもよく,美味しくいただける。
座ったのはカウンターの近くだったが,そこには「新そば証明書」なるものが貼ってあった。
つまりは使っているそば粉は「新そば」であるということだ。
実に蕎麦らしい蕎麦をいただき,最後はもらった蕎麦湯を蕎麦つゆの残りに注ぎ込み,完食である。美味しい蕎麦にようやくありつけた。
ここは野菜やら雑貨やらがまるでバザーのように置いてある。
見て歩くとお買い得品がいろいろとある。干し椎茸が200円だったので,2袋買ったが,帰りに寄った富山の道の駅では同じくらいの量が700円だった。
可愛い箸置きやら,小さな狸の置物が100円だったりしたので,狸はすべて購入。大5個,小7個で200円である。
自分たちが食べ終わると,店主が外に出て行き,のぼり旗を片付けている。今日はこれでお仕舞いらしい。
店のおばちゃんに聞くと,11月までは木金土日の営業,12月からの冬の時期は土日のみの営業らしい。案内には元々JAの支所があった場所に,JAが去ったあと,今は細々と蕎麦屋として営業を続けているような旨が書いてある。
この辺りでは貴重な美味しい手打ち蕎麦屋なのだが,この先も頑張って営業してほしいものである。
探検隊おまけの報告:
このとき(2019年11月)のお品書きいろいろ
ざるそば→900円,かけそば(冷・温)→900円,
とろろそば(冷・温)→1000円,おろしそば(冷・温)→1000円,
きつねそば(温)→1000円,鴨せいろ→1200円,
そばランチ→1100円,
雑穀入り炊き込みご飯→100円,そばプリン→200円,
大盛りは300円増し
【季節限定メニュー】
夏のおすすめ(7月下旬〜8月)
梅とろそば(冷)→1100円
秋のおすすめ(10月〜11月)
天然きのこそば(温)→1100円
山野草の天ぷら(5月中旬〜6月中旬)→300円