分類:ラーメン
所在地:金沢市安江町19−6(別院通り沿い)
探検時期:2021年11月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:香味そば醤油+塩鶏白湯魚介そば+瓶ビール(赤星)×2
今回の所要経費:830円+860円+700円×2→3090円
探検隊の報告:
なかなかいい味のラーメンだったね。
金沢駅前で映画を見るために,ひたすら自宅から歩く。浅野川縁を歩くと珍しくカワセミも見かける。そしていつもの鴨や白鷺もいる。東茶屋街に立ち寄ったりしながら,いよいよ別院通りにたどり着き,万歩計も10000歩を超えたあたりで入ったのがここ「白鷺」であった。
時刻は1時近く。カウンター席にすんなり座れた。
さて,何を注文するかだが,目の前に貼ってあるお品書きの文字が小さいので,眼鏡を取り出そうとしていたら,1枚もののお品書きを持って来てくれた。
ここには3種類のラーメンがある。どれにしようか悩んでいると,店主が「うちには大きく言ってあっさり系の香味そばとこってり系の鶏白湯があります。」と言ってくれた。
で,一つはこってり系の「塩鶏白湯魚介そば」とする。もう一つの「香味そば」は2つの味「塩」と「醤油」があったが,「塩鶏白湯魚介そば」を選んだので,味の方は「醤油」とする。
で,車ではないので,連れ合いと2人して10000万歩歩いたご褒美としてビールをいただくこととする。
ここは「サッポロラガービール」通称「赤星」を選択。中瓶で700円だからいいお値段なのだが,この際金よりも幸福感を選ぶ。
2人で呑むので,あっと言う間に1本がなくなり,まだラーメンは来ないのでもう一本注文する。
連れ合いが「おねえさん,これもう一本。」とまあ,まるで居酒屋の注文風に言うので,我が連れ合いながら笑ってしまう。
そうこうするうちにご所望のラーメンが2つともやって来る。
こちら「香味そば醤油」。スープを一口すすれば,実にあっさりめで,コクのあるいい味のスープである。
麺は細麺のストレート麺であるが,スープに合う,いい感触の麺である。
穂先メンマは薄味。そしてチャーシューも薄味で,どちらもスープの味を邪魔しないいい感じの味わいである。ここら辺もあっさりめのスープにしっかり合うと言うべきだろう。
こちらは「塩鶏白湯魚介そば」。「香味そば醤油」に比べると確かにこってり感があるが,そこまでのこってり感ではなく,味わいが深いという感じのこってり感である。
「魚介」とつくのだが,「魚介」の風味が大きいわけでもなく,かと言って「鶏」の風味も大きいわけではなく,うまく調和したスープだった。
さて,支払いを済ませて店を出ようとすると,外は雨である。
ここへ来るまで,雨が降るという天気予報を信じて,長い傘を持ち歩き,連れ合いが「天気予報とは違って,降らないから,傘は無用の長物ねえ。」と言っていたが,ここでその傘が役に立つ。
店の中からは外が見える窓のない造りなので,店主までもが扉を開けて一緒に外に出てみて,雨の様子を見る。この店の前身のことなどを店主から聞いたりして,あとはお礼を言って店を去る。
にわか雨 白鷺飛び立つ 浅野川
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。