分類:和食
所在地:京都府宮津市
探検時期:2008年8月
今回の探検目的:1泊2食
今回のお品書き:夕食と朝食
今回の所要経費:1泊2食で13000円くらいだったと思う
探検隊の報告:
京都は丹後へと墓参りに来た。
うちの墓は与謝野町(旧野田川町)にある。
老いた母を連れてきたのだが,今回は少々奮発して,ここ宮津では有名な「清輝楼」(せいきろう)という老舗の旅館にやってきた。
とはいえ,自分も小さいころから何回も宮津へやって来て,有名という「清輝楼」のことは知らなかったのだった。
文人墨客の宿ということであるが,昔から数々の文人が泊まったらしい。そして,何らかの足跡を残していったようである。
父が生きていた頃に,言ったそうである。「あそこは高くて泊まれない。」と。
とは言え,その頃は墓参りで親戚の家にやって来るのであるから,宮津で宿泊することはなかったのだが……
さて,夕食は部屋食である。
きれいなおねえさん(というか,おばさんかもしれないけど,自分より年下のようなので一応敬意を表して,おねえさん)がお世話をしてくれる。
順番に温かいものが供される。
ここは温泉で,24時間入れるところがよい。
とはいえちょっと温めだった。
まあ,夏なので,これくらい温くてもいいかもしれない。
前はこの「清輝楼」の脇まで海だったようだが,今は埋め立てられて,隣が公園になっている。
しかし,部屋からはかろうじて天橋立が望める。
館内を歩けば,いろいろな文人墨客の作品が並んでいる。
これが,この「清輝楼」を有名にしているようである。
また,創業もかなり昔だ。
ということで,無事墓参りも終わり,温泉につかってゆっくりと夕食をいただいたのだった。
ちなみに,夜も朝も暇だったので,カメラを担いでふらり散歩に出る。
夜は食事も終わり,あまりたくさん歩く元気がなかったので,「清輝楼」のまわりだけである。
翌朝は隣の「島崎公園」や宮津駅まで足をのばした。
そのときの写真は以下のページへどうぞ。
清輝楼の風情
宮津駅を発車する朝のローカル列車
さて,次の日の朝食は下の食堂である。
ここは数年前に改装された部分らしく,外からも入れて,昼ご飯とかを営業しているようである。
8周年記念とかで,えらくお得な価格設定で昼ご飯を提供している。
泊まり客はと見ると,みな年配者である。
自分より年上の方々も多いようである。
まあ,それだけ落ち着ける旅館と言うべきだろうか。
最後に帰り,旅館の前の駐車場を出ると信号なのだが,その信号が青になるまで,そして車が見えなくなるまで,例のきれいなおねえさんが一人旅館の前に立って,見送っていてくれたのだった。
こんなところが老舗の心遣いと言うべきなのだろう。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:清輝楼のウェブサイト