分類:和食?
所在地:長野県野沢温泉村
探検時期:2017年8月
今回の探検目的:軽食
今回のお品書き:温泉玉子
今回の所要経費:所要経費 玉子1個100円×4 缶ビール350円×2
探検隊の報告:
備えあれば憂いなし。反対に言えば,備えがなかったので失敗した。
いや,失敗と言うほどの失敗ではないが,庶民感覚としてはお高めだったのである。
夏の1日,野沢温泉にやって来た。夕方着いて,のんびりと13もある外湯のうち,いくつかを巡る。そうして温泉街では結構上の方の麻釜(おがま)までやって来る。そこでせっかくだからと温泉玉子を作ることとする。連れ合いが
「温泉に来たらやはり温泉玉子でしょ。」
「ビールのお供にもちょうどいいし。」
などというので,温泉玉子作りに挑戦することとしたのだった。
ここ野沢温泉には何カ所か温泉玉子作りができる場所がある。ここ麻釜の側にも「ミニ温泉広場ゆらり」というかっこうのくつろげる場所があり,足湯と共に,温泉玉子が作れる専用の場所がある。そこでこのあたりにある店といえば「みやげ処湯元」というのがあり,そこで聞くと玉子が用意できるとのことで,玉子を買う。いや,このあたりにはこの店しかない。ここではついでに温泉玉子用のネットと塩もくれた。
そして,玉子が1個100円。これが結構ないい値段。これが「備えがなかったので失敗した。」という中身である。
元々温泉玉子を作ろうかと言っていたのに,途中のスーパーマーケットなどで玉子を買ってこなかったからである。通常なら10個で150円とか200円も出せば買える。つまり400円も出せば,20個くらいの温泉玉子ができたはずなのに,4個だけだったという話。やはり,温泉玉子をつくるつもりならば,初めからどこかでしっかりと買ってくるのがお得である。ということで,このもらったネットはしっかりと残しておいた。そして今度温泉に行く時にはこのネットと携帯の塩も持って行くことにした。果たして次はいつ温泉玉子を作ることができるのやら。
ちなみにここ「みやげ処湯元」ではおじさんがのんびりと店を構えていた。
「ソフトクリームが有名だから食べないのか。」
と聞かれた。
「ソフトクリームが美味しいのでみんなそれを目当てにやって来るよ。」
と言われたし,笑福亭鶴瓶だかがソフトクリームを食べている写真があったが,我々夫婦にはソフトクリームにはご用がない。代わりに缶ビールをここで買う。ついでながら,缶ビールはどの銘柄も350円。少々お高めのビールもよくある銘柄も皆350円である。おじさんが
「面倒なので,みんな350円だよ。」
と言う。確かに同一価格350円で売っても一切損することはない。なので,自分の好みの「アサヒプレミアムビール」を買った。
さて,ここでは温泉玉子作りには結構時間がかかる。先ほどのおじさんが「15分から30分はかかるよ。」と結構幅広い,結構適当な時間を教えてくれたが,たしかに15分は必要だった。15分でもまだ白身は生っぽい。それでも塩を振りかけて,ちょうどよいビールのおつまみだった。いや,ビールは結構温くなってきていたけどね。
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。