分類:和食・洋食
所在地:京都府京丹後市網野町小浜476
探検時期:2021年10月
今回の探検目的:1泊2食
今回のお品書き:夕食と朝食
今回の所要経費:2人で15130円これに入湯税150円×2+夜の瓶ビール2本と冷酒→締めて18651円
探検隊の報告:
久しぶりに京都は丹後半島まで足を伸ばす旅である。ようやくCOVID−19も感染は下火となり,ならばお天気もいいので一泊の旅に出た。
宿泊地は京丹後市の網野町。我が家の墓は与謝野町にあるのだが,そこを越えてさらに西の網野町での宿泊は初めてである。
ネット予約してやって来たのは「リブマックスリゾート 京丹後シーフロント」。いつもなら夕食はないプランにして,近所の居酒屋めぐりをするのだが,このあたりにあまり何もなさそうだったので,しっかりと1泊2食プランである。
オーシャンビューの部屋には個別の露天風呂がつき,その部屋はそこそこ高いのだが,ここには温泉大浴場があるので,それで十分と海の見えない反対側の安い部屋である。
さて,そんなホテルの夕食である。
しっかりと「神無月御献立」という紙が置かれ,今夜のお品書きが記されている。それにしたがって内容を紹介しよう。
「先付 トロ湯葉 帆立柚子胡椒和え 胡麻さんま煮 むかご・ひしほ味噌 さつま芋甘露煮」
ここではしっかりと会席料理の体で,先付からやって来る。
今日は高速道路は一切使わず,のんびりと下道をいろいろと立ち寄りながらやって来ている。
我が家からここまで200キロあまりだから,のんびり走ってもたいしたことのない距離であった。
「造里 鮪,鯛,サーモン,烏賊,甘海老,つま一式」
舟盛りの体で登場。
刺身はまあまあってところかね。
こちらお決まりのビール。
お互いの味の好みの違いで,キリンラガーとアサヒスーパードライ。
1本いくらだったんだろ。まあホテル価格,観光地価格。逆算すると990円くらい。
と言っても,「呑みたいときが美味いとき」。高いとは言わない。
「煮物 黒目張煮の煮つけ」
「焼物 サイコロステーキ」
ビールがなくなり,ここは一つ地酒を呑もうと冷酒を注文。
京丹後市久美浜町の「木下酒造」のその名も「冷酒」。1000円也(税別)。
「鍋物 尊氏鍋」
「揚物 天ぷら盛り合わせ 海老,ピーマン,丸十,舞茸,甘鯛」
この鍋どうして「尊氏鍋」と言うんだろう?
「尊氏」とくれば「足利尊氏」しか連想しないんだが,このあたりは足利尊氏ゆかりの何かがあるのか,何か関係しているのか。まあ歴史には疎いのでよく分からないが,とにかくこれが「尊氏鍋」。でもありきたりの鍋なのだが……
「香物 お漬物」
ここはお漬物はいろいろと置いてあって,各自で好きなものをもってくるという趣向。連れ合いは全種類少量ずつ持って来た。
左の皿→キュウリ,柴漬け,らっきょう,生姜
右の皿福神漬け,大根漬け,高菜
「汁物 お味噌汁」
というのもあったけど,我が家では夕食に米は食べない。ゆえに夕食に味噌汁はご用がない。
「デザート フルーツ,ケーキの盛り合わせ」
これまた自由にもってくるという趣向。
ケーキではなく,アイスクリーム食べ放題だった。
とはいえ自分にはご用はないので,これまたアイスクリームは連れ合いが全種類少量ずつ持って来た。
さて,こちら翌朝の朝食。
旅に出ると,いつも豪華朝食である。自宅ならご飯,味噌汁,おかず少々の一汁一菜なのだが,旅の朝は豪華だねえ。
ところで,チェックアウトのあと近くに「琴引浜」という有名な鳴き砂の浜があるので行ってみようとしたが,駐車料金が1000円だった。
月曜日の朝だったので,閑散としていて駐車する車もなく,誰もいない。駐車場の管理者もおらず,なんだか箱にお金を入れるようにとの張り紙。
しかし,ほんの10分あまり浜を見るだけに1000円払う気はしない。1日海水浴にでも来るならともかく,しばらく浜を見るだけに1000円とはぼったくり料金である。
この状況なら,知らん顔して,箱に1000円入れずに帰ることもできたが,それもまた面白くない。したがって,「琴引浜」に行くのはあきらめて引き返した。
この地区のみなさん,駐車時間に応じたもうちょっと良心的な価格になりませんかね。
せっかくの天然記念物,多くの人に気軽に見てもらえるようになりませんかね。
ホテルはとってもよかったけど,有名観光地ならではのぼったくり料金には憤慨して網野町をあとにしたのだった。
探検隊おまけの報告:
リブマックスリゾート 京丹後シーフロント 屋上からの眺め
パノラマカメラで撮ってみました。この屋上からはいい眺めですね。