分類:和食・洋食・中華
所在地:金沢市大額町(山側環状線沿い)
探検時期:2007年3月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:おそらく中華のコース+飲み放題
今回の所要経費:おそらく7000円
探検隊の報告:
町内会の宴会である。
送迎バスに揺られて,ここ高尾にある(住所は大額だが)金沢国際ホテルにやって来た。今夜は1年間の慰労会ということで,町会長をはじめ,さまざまな人たちが集まっている。料理は幹事長おまかせだったのだが,中華のコースらしい。
目の前の回転テーブルに次々と料理がやってくる。ちなみに,一体それが何だったのかは,ほとんど記憶にない。ということで,今回は,ほとんど解説なしの写真である。なお,料理の味はとてもよかった。おまけに,久しぶりにしゃべるご近所の人もいるわけで,やはり近所づきあいは大切であると実感するのであった。
左はシュウマイである。(見れば分かるって?)
ほとんどの写真は自分の取り皿に取ったものであるが,右は回転テーブル上のもの。紫色のダイコンがのっている。
このダイコンを見て,すぐに以前に行った六角堂を思い出してしまった。その時のサラダにもこの手の珍しいダイコンが使われていたのだった。そして,この金沢国際ホテルが同じ浅田屋グループの経営であり,この金沢国際ホテルの中にも六角堂があることを知ったのだった。
すべてにおいしかった今日の宴会であった。
探検時期:2014年10月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:和食コース 一応飲み放題
今回の所要経費:6000円
探検隊の報告:
某研究会のレセプションでここ「金沢国際ホテル」へやって来た。係として少し準備等に関わり,今日は本番の前日である。各地より参集したみなさんとの交流の会である。以下しっかりとお品書きがあったので,それを書き写しつつ,出てきたものを紹介しよう。
こちらは最初の状態である。円形のテーブル席がいくつも並ぶ。乾杯用に小さなグラスに地酒の「日栄」の冷酒が入っている。久しぶりに「日栄」を飲んだ。
こちら「先付」。「秋刀魚味噌煮 鴨薫 銀杏串打ち 柿餅 栗」。秋らしい品が並ぶ。ここ「金沢国際ホテル」に来る道でも街路樹が紅葉している。あれは何という木だったのだろう。1本の木の葉の色が色とりどりに色づいている。1本の木に緑もあれば黄も赤もあり,これはきれいな紅葉だと思いつつここへ来た。
こちら「造り」。「四種盛り」とある。イカ,甘海老,あとはサワラの昆布締めと鯛だったか。イカの種類は何だと問われてもさっぱりわからない。満腹探検隊の隊長もこんなものである。
こちら「お椀」。「萩真丈 千枚蕪 あみ茸 柚子」。結構絶妙のタイミングで料理が出てくる。こちらはしっかりビールを飲みながら,出てきた料理を食べ尽くしていたが,食べ終わった頃に次の料理がうまく出てきてテーブル上の料理が入れ替わる。
こちら「焼物」。「ダルマ鯛辛子味噌焼き 山葵昆布 紅葉蒲鉾 矢生姜」。座席は円形のテーブルで,その上に中華料理でよくあるような丸い回転テーブルが載っていた。今回は和食ということなので,大皿で出てくるわけでもなし,なんでこんな回転テーブルがあるのかと思っていた。しかし,この「焼物」が大皿で出てきたのだった。しかし,その盛りつけはちょいと凝っていて,これもまた一興かと思ったのだった。しかも,料理の食べ方によってはこれまでの料理をすべて食べ尽くしているわけではない。そういう人には,自分の目の前のお盆に料理を載せられるよりも,しばらく回転テーブルに載っていた方がよい。
こちら「中皿」。「国産牛寿司 醤油飴 山葵」。この「中皿」という言い方は初めて聞いた。いや聞いたことがあるかもしれないが,単に皿の大きさではなくて,料理の名称として使うのは初めてであるような気がする。それとも直前には大皿で料理が出てきたので,次に来たのは中皿ってことか。ここで焼き物でもなく,食事でもなく,その両方が合わさったような牛肉の焼いたやつの寿司というのが出てくること自体が,こんな出し方もあるのかという印象である。
こちら「煮物」。「八目オランダ煮 蕪 鼈甲餡」。「鼈甲餡」は「べっこうあん」と読む。なかなかこの「鼈甲」なんて字は書けるものではない。
しかし,こうやって料理の写真を撮っていると,自分のこの満腹探検隊を知らない人はよく,「それって,ブログに載せるのですか?」と聞いてくる。ご覧の通り満腹探検隊はブログではなく,単にウェブサイトの一ウェブページなのだが,世の中にはよっぽどブログという用語が浸透しているらしい。個人的に何かインターネットを通じて情報発信するものはみんなブログであると思われている節がある。それでこっちもいちいち訂正して説明するのも面倒なので,「はい,まあ,そんなもんです。」などと適当に答える。こうやって適当に答えるから,またまたブログとは何であるかということを誤解したままの人が,そのまま誤解し続けるのだが……
こちら「揚物」。「五郎島金時 蓮根 青唐 天麩羅 湯葉巻」。これまた大皿で出てくる。
この手の大皿で出てくるものは,あしらいがなかなか素敵である。
こちら「酢の物」。「焼占地 法蓮草菊花和え イクラ」。最初「占地」と書いてあったときにいったいこれってなんと読むのかと思ったが,出てきた料理を見てわかる。「しめじ」だった。
たしかに「占」は「しめる」だし,「地」は「じ」だから「占地」は「しめじ」なのだが,普段こういう表記を見ないものだから,いったいどういう料理が出てくるのだろうと思っていたが,何のことはない「焼きしめじ」だった。
ということで,洒落た酢の物である。
こちら「食事」は「焼きおにぎり」。それと「香々 味噌汁」。いよいよ締めに近づく。食事の焼きおにぎりは大皿で出てくる。一人あたり2個の割り当てであるが,たくさん食べない人は1個だけいただく,余ったらお腹空いた人におすそ分けする,などといったことができるところがよい。
こちら「果物」で「二種盛り」とある。
ということで本日のレセプションは終了する。これからまた送迎バスに乗って金沢駅へと戻らなければならない。お世話係である。早々に会場を去る。しかし,今日の料理なかなかよかったね。いや,自分の係は下っ端の単純な係なので,全くもって気楽に飲めたのがよかった。挨拶するわけでもなく,司会するわけでもなく,何かしゃべる必要は全くなく,自分のテーブルで周りの方々と気楽にしゃべっていればすんだ。そして美味しい料理をいただいた。さて,明日は研究会の本番だ。とは言え,明日は特に係が当たっていない。気楽に参加して,勉強してこよう。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:金沢国際ホテルのウェブサイト