分類:和食
所在地:金沢市兼六元町(賢坂辻)
探検時期:2017年8月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:串焼き8本+サッポロ赤星3本
今回の所要経費:締めて2450円
探検隊の報告:
ようやく一度やって来たかったここ「上々南々」にやって来ることができた。
この日は土曜日,まずは此花町でやっていた「べついんフェスティバル」に出かけていた。女子プロレスのイベントもあり,充分楽しませてもらった。その帰りである。別院通りを歩き,続いて横安江町の商店街を歩き,土曜日の夕方なので閑散とする近江町市場内を歩き,それから大手堀を通って白鳥路を抜けた。金沢駅から兼六園へと至るお散歩の王道である。そうして,バスに乗って帰ろうかとしたのだが,まだ少々時間がある。そこでこの際だからバスをさらにもう一本遅らせて,一度来てみたかったこの「上々南々」にやって来たのだった。
いつもはバスの中から眺めていて,焼き鳥だから一度やって来てみたいと思っていた「上々南々」である。
店に入るとお客が一組,カウンター席に陣取っている。空いているカウンター席に座り,飲み物だが「サッポロラガービール」通称「赤星」があるらしいので,それを注文する。
しかし,この店の最大の欠点はお品書きがないことである。
いや,入り口の上に大きくお品書きが書かれているが,いちいち見上げなくてはならぬ。しかも,それぞれがいったいいくらなのやら書いてもない。まあ,きっと良心的な店なのだろうと,そう信じて注文するのだった。
ということで,以下が注文したもの。串焼き8本である。
まずはシロ。連れ合いと共に2本注文。
先述したように,1本いくらやらは不明なので,覚えている限り串の内容を紹介しよう。
こちら焼き鳥。いや,正確には何だったか。
「上々南々」ではなく「いったいなんなん」と金沢弁で問うてみるが,誰も答えてはくれない。
先に来ている若い二人連れはご常連なのか,店主と親しげに語らっている。
こちら「ハツ」。
たっぷり歩いてきてビールが進むので,結局は「赤星」を3本頼むことになる。
店主に
「前から見かけていて,一度来てみたかったですよ。いつやっているんですか。」
と聞くと
「最近では週末のみの営業なんですよ。」
とのこと。
週末でも時々開いていないような気もしたが,改装するとのこと。
先ほどの若い二人連れが「エリンギ」を注文して,それが美味しそうだったのでこちらも注文した。
そしてねぎまである。
都合8本の串焼きと3本のビール。支払いは2450円。
先ほどの話じゃないが,それぞれのお値段はわからないので,予想すれば,ここはきっと居酒屋価格であり,瓶ビール中瓶が1本500円とすれば,串焼き8本で950円である。次の予想として,瓶ビール中瓶1本が550円とすれば,串焼き8本で800円である。串焼き1本100円から130円程度であり,十分な大衆酒場価格である。
願わくばこの店が,週末しっかりと,いや,平日でもしっかりと営業をして,このあたりの大衆酒場として地域に根ざしてくれることを祈りたい。
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。