分類:和食・ラーメン
所在地:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9757−6(県道38号線沿い)
探検時期:2023年5月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:鯖味噌煮+餃子+もつ焼き+野沢菜漬け+瓶ビール×2+冷酒×2
今回の所要経費:??円+450円+??円+??円+700円×2+450円×2→4350円
探検隊の報告:
大衆食堂の夜呑みもいいものである。
野沢温泉へとやって来た。日月と仕事がなく,ならば旅に出るかと来たのだった。
白馬で蕎麦を食べ,鬼無里で温泉に浸かり,そして夕刻野沢温泉にたどり着き,外湯に浸かって,宴会に繰り出す。毎度おなじみ素泊まりなので,店を探すのであった。
まずは1次会に,とにかくお手頃価格の「野沢自由劇場」に行って,ちょい呑みしてから2次会に行こうとしたら,表には「5月8日から6月末までは休業」という張り紙がある。ゴールデンウィークまでは開いていて,そのあとはあの大将のゴールデンウィーク,いやゴールデンマンスらしい。
やむなく大通りである県道38号線を目指して歩くと,ちょうど暖簾が出たらしき店がある。これが「池光食堂」だった。
前に来たときにも県道沿いに光る看板が目立っていたのだが,前回はその前に満腹になり行かなかった店である。
さて,店に入ると開店したてでお客は誰もいない。それに日曜日の夜である。あまり日月と温泉に泊まりに来るお客もいないのだろう。
空いているテーブル席に座り,お品書きを探すが,それはない。すべて壁に貼ってある短冊を眺めるしかないらしい。
しかもやたらラーメンが顔ぶれをそろえる。あとはいかにも大衆食堂といったお品書き。唯一ビールにこれだというのは「餃子」くらいだったので,まずは「餃子」を選択。
ビールと餃子を注文すると,まずはビールが届く。
さてここからが大衆食堂らしいいいところ。
「鯖味噌煮定食」があったので,「『鯖味噌煮』の単品だけもらえないのか?」と聞くと,できるとのことで「鯖味噌煮」単品を注文。
それから連れあいが「漬物の盛り合わせみたいなものはできるか?」と聞くと,「野沢菜でいいか」と聞かれたので,もちろん野沢温泉に来て野沢菜で十分である。
ビールのお通しに野沢菜漬けらしきものが来たが,聞くとこれは野沢菜の古漬けを炊いたものらしい。いい味わいでビールが進む。
まずは「野沢菜」がやって来た。
上にネギの輪切りが載るのだが,これがまた野沢菜に合っている。ちょっとシャキッとした食感が感じられて,野沢菜と共に食べるといい感じなのだった。
さらに上にはなんだかごま粒のようなものが見えたので,連れあいが聞くと「それは『ハイミー』です」とのことで,疑問が解決する。
ほどなくして「餃子」と「鯖味噌煮」がやって来る。
「鯖味噌煮」がいい味わいだった。鯖好きとしては十分にいける味。甘めの味噌味で,鯖をつつきながらビールが進む。
しばらくすると地元民がやって来た。予約してあったらしい。
そして注文がまったくお品書きにない「野菜炒め」と「もつ焼き」。この地元民の注文を聞いて,ここで「やはり大衆食堂だなあ」という感想がもれる。
そこでこれを聞いた連れあいが「『もつ焼き』って注文できますか?」と聞くと,女将さんが調理場の大将に聞きに行き,「できる」との返事だったので,注文した。
やってきた「もつ焼き」はこれがまたいい味わいと,適度に柔らかく,ビールがどんどん進む。いや,すでに瓶ビールを2人で2本のみ,いよいよ地酒にする。これが「北光」と「水尾」。前にも呑んだが,このあたりではよく出るお酒ということか。
お品書きになかったものは一体いくらだったのかはわからないが「鯖味噌煮」と「もつ焼き」はそれぞれ600〜700円くらい,「野沢菜」は300円前後だったのだろう。
2人でこれだけ食べて呑んで4350円だから十分に満足の宴会であった。
もはや満腹になり,今日はこれにてお開きとする。
探検隊おまけの報告:
このとき(2023年5月)のお品書きいろいろ:
ラーメン→700円,チャーシューメン→950円,
味噌ラーメン→800円,味噌チャーシューメン→1000円,
塩ラーメン→800円,塩チャーシューメン→1000円,
味噌バターラーメン→900円,塩バターラーメン→900円,
タンメン→850円,五目中華→900円,もやしラーメン→850円
餃子→450円,鯖味噌煮定食→1100円,ライス→250円
肉うどん→700円,月見うどん→700円
玉子丼→700円,親子丼→800円,かつ丼→950円
カレーライス→800円,カツカレー→1100円