ここは北陸自動車道の杉津(すいづ)パーキングエリアです。北陸自動車道のパーキングエリア,サービスエリアの中では一番眺めのいいパーキングと言えます。一度ここで休憩してみてはいかがでしょうか。
まずはパーキングエリアの裏にある展望場所へと向かうまでの「敦賀湾」との石碑です。木と木の間からは浜辺の町「横浜」「杉津」が見えています。この「杉津」の町にちなんでここが「杉津パーキングエリア」と名づけられています。
続いては芭蕉の句碑。
「ふるき名の 角鹿や恋し 秋の月」
さて以下8枚は展望場所からの360°の眺めです。
ちなみにこの日は金沢への帰りで下り線を利用していますが,上り線(米原・京都・名古屋方向)よりも下り線(金沢・福井・富山方向)のパーキングエリアの方がより標高が高く,眺めがいいです。
こちら走ってきた米原方向。
この道はこのパーキングエリアで働く人のための道路。ということなので高速道路を利用しなくてもここへやって来ることもできます。この道は上り線のパーキングエリアにもつながっています。
こちらは上り線(米原方向)のパーキングエリア。つまり画面の右下から左上方向に車は走ります。ということはトンネルの中で上下線が逆になり右側通行状態ということです。
そしてこの上り線のパーキングエリアはその昔北陸本線の杉津駅の跡地に立てられたものです。
さらに右方向(パーキングからは西の方向)にはちょっとした小山が見えますが,そのこちら側(南)は杉津の町,右(北)は横浜の町です。
もうちょっと北側にカメラを向けてみました。
さらに北側。白い四角い建物は上り線のトンネル入口にあるきっと排煙装置。
その左に細い道が見えますが,これがその昔北陸本線だったところです。この道はこの先今庄まで続きます。反対側は敦賀まで続きます。
この道をたどった話は「おすすめの日本」の中の「北陸本線旧線(敦賀・今庄間 鐵道廃線跡)を走る」に掲載してあります。その時にはこの道から杉津パーキングエリアにやって来て休憩しました。またさらに山の上からの上下線両方のパーキングエリアの画像もあります。
もっと右には「恋人の聖地」なんてな場所があり,「ハートロック」なる鍵をここにかけることができるようになっています。
「恋人の聖地」よりも「夕日のアトリエ」の方がいいんだだけどね。
ちなみに今回は早朝7時にここにたどり着いているので,夕日どころではなく朝日の杉津パーキングエリアです。
これで360°ぐるりと回って一周しました。
こちらは杉津の町のアップ。駅からここまで歩いて降りるのも結構あります。でもこの町にある海水浴場に昔は列車に乗ってやって来たそうです。そのお話は「北陸本線旧線(敦賀・今庄間 鐵道廃線跡)を走る」にあります。
こちらは上り線のパーキングエリアのアップ。
こちらは鉄道廃線跡のアップ。
ここをその昔蒸気機関車が走っていたんですねえ。
この日は朝7時にここに到着。パーキングエリアのスナックコーナーは朝7時開店です。開店と共に中に入り,軽く朝ごはんとして福井名物「越前おろし蕎麦」をいただきました。
この杉津パーキングエリアの食べ物の話は「満腹探検隊」の「杉津パーキングエリア」のページへどうぞ。
最後にスナックコーナーの壁にはその昔の写真がありました。
撮影日 2016年8月12日
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