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heart 自由の女神 heart

 さて,18日からいよいよニューヨーク観光です。
 そうそう,その前にこの日初めてこのホテルで朝食を食べたのですが(朝食付きのホテルだったのです)パンを食べてびっくり!すごーく固かったのです。
 それがベーグルだったのです。
ホテルにて
(← ホテルにて ベーグルをとってくるところ)

 今までベーグルは知っていたけど食べたことがなかったのですが,あまりに固かったのでちょっとびっくりしました。
 でも帰る頃にはすっかり慣れていましたが。
 では,観光の話に戻りますが,観光初日は,ニューヨークと言えばもちろんここ!リバティ島へ自由の女神を見に行ってきました。
 まずはホテルの最寄り駅から地下鉄に乗り,リバティ島の最寄り駅であるサウス・フェリー駅まで向かいます。

サウスフェリー駅
(← サウスフェリー駅を出たところ)

 地下鉄の切符は日本のような自動発券機があるのですが「現在現金は使えません」という表示の出ている機械が非常に多いのです。
 他にも釣り銭切れなどが何度もありました。
 恐らく現地の人は何かとカードを使うので,そうなっていても困らないのだと思いますが,カードで払う習慣のない日本人には困りものでした。
 ただ地下鉄はどこまで乗っても一律2ドルだったので,路線や目的地とは全く関係なく別の入り口まで行って切符を買えばその切符で元の入り口まで戻り,目的地に向かうことができました。
 とは言ってももちろんとても面倒なので,ちゃんと現金で払えるにこしたことはないのですが。

サウスフェリー駅
(← 駅を出てすぐの交差点)

 何はともあれ地下鉄に乗り,目的地であるサウス・フェリー駅にたどり着きました。
 しかし,日本ならあらゆるところに出ていそうな「リバティ島フェリー乗り場 300M→」というような看板が全くないのでした。
 それでは,観光客らしき人の流れに乗っていこうと思いましたが,そこは,かの有名なウォール街が近いので,スーツ姿の人が溢れかえっており,一体どの人が観光客なのやらさっぱり分からないのでした。
 仕方がないので地図でなんとなくこっちだろう,と思われる方向に向かい(結果的には正しい方向でしたが)バッテリー・パークというフェリー乗り場にもなっている公園を通って無事フェリーのチケットを買い,いよいよリバティ島に出発です。

チケット売り場
(← チケット売り場がある建物)

 チケットを買ったのが,午前9時ちょっと前で,買って乗り場まで行く間に,ちょうどその日最初のフェリーが出て行くのが見えました。
 このフェリーは普段はだいたい1時間に1本,夏場は30分に1本出ているそうです。
 フェリーを待つテントの中に入る前にセキュリティー・チェックがあり,金属探知器などを通りました。
 最近のテロなどの事情により今だけやっているそうです。
 私たちが待ち始めたときはまばらだった人が,どんどんどんどん増えてきて,フェリーが来た9時半過ぎにはかなりたくさんになっていました。
 私たちは早いうちから待っていたのでフェリーの中では好きなところに座ることができ,やはりまずは自由の女神がよく見えるように,上の階に上がりました。

フェリーの上から
(← フェリーの上から自由の女神が見えてきた)

 バッテリー・パークからリバティ島までは20分くらいでした。
 船の上では左右に見えるものの説明などが流れましたが,ただでさえ完璧に理解できるとは言い難い英語で,しかもスピーカーから流れる質の悪い音だったので,解説とは全く関係なくあれやこれやと自分たちで見つけては騒いでいるうちにあっという間に着いた気がします。

自由の女神
(← 自由の女神の後ろ姿)

 さて,いよいよ自由の女神を間近から拝むことになったのですが,なんでも現在は改装中か何からしく,自由の女神に上ることができませんでした。
 私たちが持っていったガイドブックは2000〜2001年版という古い物だったので,もちろんそんなことはどこにも書かれておらず,ガイドさんのような人が言っているのを聞いて(英語で)なんとなく上れないって言ったような気がするけど気のせいかしら,と思いながら行ってみるとほんとに上れなかったのでした。
 そのため博物館などにも入ることができず,狭いリバティ島を1周すると後はすることがなくなってしまいました。

自由の女神
(← 自由の女神の正面)

 上ることができなかったのはやはり残念ですが,本物の自由の女神を間近に見ることができただけでも「おお〜!!」と感嘆の声が漏れてしまいました。
 帰りは別名移民の島とも呼ばれるエリス島を経由するフェリーに乗って戻りました。
 エリス島は1892年から1954年まで移民局があった島で現在のアメリカ国民のおよそ40%にあたる人たちの祖先はこのエリス島から入国したと言われているそうです。

ニューヨーク・ウォータータクシー
(← イエロー・キャブと同じ配色のニューヨーク・ウォータータクシー)

 私たちはフェリーを降りなかったのですが,ここで降りて移民博物館などを見て,また次のフェリーに乗って戻ることなどもできます。

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