3月10日は二人で電車で国境を越えてマレーシアに行ってみました。
(← シンガポール駅)
シンガポール駅から一つ目の駅がマレーシアのジョホール・バルというところで,私たちはそこまで行ってきました。
まずはMRTと徒歩でシンガポール駅まで行き,ジョホール・バル行きの切符を買いました。
(← シンガポール駅の中)
電車が着いたのでプラット・ホームに入ると,まずイミグレーションの文字が目に入りました。
そしてその先には税関が・・・確か出国審査は途中で電車を降りてするって聞いていたのに,と思いつつそこを通り抜け,電車に乗りこみました。
(← 乗った電車)
走ること30分弱で電車が一時停止し,乗客は全員おろされ,出国審査を受けました。
じゃあさっきのはなんだったんだろう,とよくよくガイドブックを読んでみると,現在マレーシア政府とシンガポール政府はどの地点を出入国審査のポイントにするかということで折り合いがついておらず,結果としてお互いに好きな場所で審査しているのだそうです。
その結果マレーシアの入国審査があった後でシンガポールの出国審査があるそうです。
う〜ん,こんなに適当でいいのかしら・・・
(← ジョホール・バル駅)
さて,ジョホール・バルの駅に到着しましたが,当然入国審査はとっくに済んでいるので何もありません。
またパスポートにスタンプも押してもらえませんでした。
マレーシアには徒歩で入国することもでき,その場合は押してもらえるそうです。
(← ジョホール・バルの街)
さて,ジョホール・バルにはたどり着いたものの,地図も何もないので一体どこへ向かったらいいのかさっぱり分かりません。
シンガポールのガイドブックに載っていたジョホール・バルの見所の名前だけを頼りにうろうろすることになったのでした。
そしてさんざん迷った末にたどり着いたのがイスタナ・ブサールという宮殿です。
(← イスタナ・ブサールの入口)
しかしその門のような所から建物まではとてつもなく離れていたのでした。
その時,そこを通りかかった車の人が,「今日はここは開いてないよ」と話しかけてきます。
え〜,なんかこの人怪しい・・・と思いつつ別に写真撮るだけだから開いてなくてもいい,と返事するとそれよりモスクを見に行った方がいい,というのです。
確かにガイドブックにはモスクも載っていました。
(← 行ったモスク)
というわけで,モスクを見に行くことになり,その人に言われるままに行きましたが,それは名もないモスクで結局その人はただの嘘つきでした。
恐らく私たちがもっといろいろ見る気でいたら観光に連れて行きたかったんだと思いますが,元々すぐにシンガポールに帰ると言ったので,諦めたようです。
その結果,見たかったモスクもイスタナ・ブサールも見ることができず,無駄に歩いただけのマレーシアでした。
(← オレンジ色の屋根の建物がジョホール・バル駅)
帰りはマレーシアの出国審査がジョホール・バルの駅であり,ちゃんとスタンプももらえました。
その時,日本からほとんどフリータイムのツアーでシンガポールに来て,私たちと同じようにマレーシアに観光に来たという家族と出会いました。
その家族のお父さんは千葉県庁の方と聞きましたが,とてもおもしろい方だったので,駅で電車を待つ間楽しく過ごせました。
(← 乗って帰った電車)
シンガポールはとにかく緑が多く,街の中でも至る所に木が植えられ,とにかく日陰が多いというイメージなのですが,マレーシアはあまり日陰がありませんでした。
そのため,その日数時間マレーシアを歩いただけですがものすごい日焼けをして,その日の夜は腕が痛かったです。
前のページにもどる
シンガポール旅行記のもくじにもどる
次のページにすすむ
絵美のページのメニューにもどる