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3月1日はLabour Day(日本で言うと「勤労感謝の日」)という西オーストラリアの祝日でした。
土日も半分お休み,祝日は絶対にお休みというオーストラリアなので,その日は当然ほとんどのお店が閉まっており,キャット・バスなども動いておらず,また博物館や美術館も閉館していたのでした。
そこで,その日は私のお気に入りの場所で,祝日でも平日でも関係ない,キングス・パークに行ってきました。
(←キングス・パークから見たパース市内)
お天気が良かったので,他にもたくさんの人が来ていました。
観光客らしき人もたくさんいました。
公園に入る道はたくさんあるのですが,市内からフリーウェイの上を渡って入る道から入ると,そこに新しく展望台のような場所ができていました。
(新しくできていた展望台→)
また,公園からはパース市内やサウス・パースがよく見えるのですが,見えている景色の解説などを書いた標識のようなものができていたりもしました。
(←ウィスパリング・ウォール)
そして石のベンチのように見えるけれど,実はウィスパリング・ウォールと呼ばれている,一方の端に座って囁くと遠く離れたもう一方の端でその声が聞こえるところには,たくさんの人が囁きに来ていました。
そこは以前にホストファミリーにそれの存在を教えてもらい,ウィスパリング・ウォールという名前とは裏腹に全くウォールには見えないそれを,長い時間探した思い出の(?)場所なのです。
それの存在はそんなに知られていないように思っていましたが(なんせパースの人でも知らなかったので)その日はたくさんの人がそこに来ていました。
最近のガイドブックには載っているのかなあ。
(キングス・パークから見たサウス・パース→)
その日は,どこもかしこも閉まっていたので,ハンバーガーを夜ご飯にしてホテルに戻りました。
ところで市内をぶらぶらしていると,閉まっている(というかつぶれた)お店がやけに目につきました。
しかも同じような場所のお店ばかりがつぶれていたのです。
なぜかなと不思議に思っていたのですが,今パースでは地下鉄を作っているそうです。
そこで地下鉄の駅やその周辺では,お店の土地を国が買い上げているらしく,お店が閉められているのでした。
ニュースで職をなくした人たちが抗議しているのを見て,何かなあと思っていたのですがそれは,地下鉄を作るからだったようです。
帰りの飛行機で偶然一緒になった日本人の子も,駅前のバックパッカーに泊まっていたら突然ある朝,今日で閉めるからと追い出されたと言っていました。
そこも地下鉄の関係で閉められたそうです。
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