20日は初めにスアン・パッカード宮殿に行ってきました。
(← ホテルの窓からながめたスアン・パッカード宮殿。ちょうど道路をへだてて筋向かいにありました。)
この宮殿は,ラーマ5世の孫にあたるチャムボット王子が夫妻が迎賓用として建てたものです。
(← スアン・パッカード宮殿の中にて)
この夫妻が収集した4世紀頃のインドの仏像やスコータイ時代の陶器など,幅広い年代の古美術品のコレクションが展示されています。
(← スアン・パッカード宮殿の入場チケットを買うとこのようなうちわをくれます。)
宮殿内はとても静かで緑が多いためか心なしか空気も澄んでおり,とても落ち着く空間でした。
(← スアン・パッカード宮殿のお庭)
またいくつかに分かれている宮殿それぞれに人がおり,美術品についてや建物についての説明をしてくれるので,勉強にもなります。
その後,私は以前オーストラリア留学中に友達になったタイ人2人と会う約束をしており,待ち合わせのショッピングセンターに行きました。
父も一緒に行き,友達の誘いもあって昼食をみんなでとった後,私は友達と一緒にぶらぶらとショッピングセンターの中で買い物をしたり,カフェのようなところでいろいろと話して過ごしました。
(← みんなでお昼ご飯)
その間,父は一人で私が以前旅行したときは改装中で入ることができなかったカムティエン夫人の家と,サヤームスクエアにあり,現在は博物館として公開されているタイのシルク王,ジム・トンプソンの家に行っていました。
夕方友達と別れて,父と夕食をとってホテルに戻り,その日は終わりました。
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ここでおもしろかったのは4カ所ほどに設置してあるテレビモニターに流れる映像である。
なかでも「Toktoの冒険」というのが,子ども向けと書いてあったがおもしろかった。
これは,タイの農村の民家(このカムティエン婦人の家のような民家)の作り方をアニメーションでわかりやすく紹介したものだ。
主人公のトカゲのTokto君が冒険をするという形をとって,家の骨組みの作り方や,壁のはり方などをきれいなアニメーションで示している。
そのほかにも「カエル入りスープの作り方」という料理説明もあった。
大きなウシガエル(?)のあぶり焼きに始まって,どのような手順でこの料理をするのかがビデオで紹介されていたりした。
これまた「ところ変われば,品変わる」の代表のような画像であった。
(上左・カムティエン婦人の家の入り口,上右・建物の一部,左・建物遠景)
ジム・トンプソンおじさんはいったいどこに消えたのだろう?謎である。
さて,このジム・トンプソンの家,チケットを買うと言語を聞かれる。
「In Japanese?」と聞かれて「Yes」と答えると,時間を指定されて,しばらく待つようにとのこと。
時間が来たら,実に日本語の上手なタイのガイド嬢が現れて,中を説明してくれた。
流ちょうな日本語で,かなりの語彙力である。
質問にも適切に答えてくれるし,日本の文化についても知っている。
部屋に入る前にロッカーにすべての荷物を預けて,カメラだけ持って入る。
しかし,館内は撮影禁止で,結局持って歩いただけのカメラだった。
ガイドツアーのあと,カメラを持って館の周囲を巡る。
建物や庭を撮影。
運河が横を走り,船が音を立てて行き来する。
運河の近くであるため地盤がゆるく,建物も一部傾いているそうである。
写真を撮ったあと,隣にあるジム・トンプソンのタイシルクの店に入る。
そこで記念にジム・トンプソンのネクタイを1本買う。
1050バーツのものである。
これが,この旅で買った一番高い買い物である。
これまでのタイ旅行の生活からするとかなりの高額である。
何しろ毎日愛飲していたビールの「ビア・タイ」20バーツ也が50本以上も買える値段なのだから。
(上左・ジム・トンプソンの家の入り口,上右・ジム・トンプソンの家のお庭から建物を見る,左・ジム・トンプソンの家)
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